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中嶋俊晴のおもいっきりブログ!!!

nakatoshi.exblog.jp

関西出身、高カロリーな食べ物が大好きな声楽家・カウンターテナー中嶋俊晴の日常と思いつきを綴るブログ!

あったかい!このまま春かも!
と思ってたら大きな間違いでした。
今日からまた冬日。寒いですなぁ。。

今オランダではとても高価な、有名なバイオリンを5年から10年貸し出す財団のオーディションが行われてます。

同居人さんのお友達もアメリカから来ていて、数日うちに泊まっているのですが、オーディションをこっそり聴きにいきました。

唖然…

う、う、うますぎる。

猛烈に音楽的、凄まじいパフォーマンス。

バロックバイオリンのためのオーディションなのでもちろんバロックものばかり。ヒストリカルな奏法かと言われるとややハテナですが、そんなことどうでもよくなるくらいすんばらしい演奏でした。

審査員もフライブルクバロックオケのコンミスさんはじめ錚々たるメンバー。

世界にはあんなにすごい人がいるのね。ほんとに恐れ入りました。
しかも数日にわたって、あれレベルの人があと数人呼ばれてるとか。笑うしかありません。

それにオーディションはどの分野も独特の緊張感があるんですね。当たり前ですけど。

僕は今週大きいオーディションが二つ待ち構えているので、とても感化されました。

そらにしてもなんとか彼女に受かってもらいたいなぁ。。。

この間のストラデッラとは別の動画をもう一本。スカルラッティのカンタータです。


皆さんも風邪など気をつけてくださいねー!

# by musiccreater_tn | 2019-02-19 18:32 | 日常 | Trackback | Comments(0)
ポカポカ陽気なアムステルダムです。
このまま春になってくれたら最高!

今週は鼻が詰まる、咳は止まらないで手こずりまくりの中、論文の提出までなんとか漕ぎ着けました。。

やった…
やったよぉ…

論文なんてもう絶対書きたくない!絶対嫌です!笑
芸大修了のときもおんなじこと書いてたような…

提出にあたり力を貸してくださった皆様には心から感謝します。
ありがとうございました!!!

一人では確実に仕上がりませんでした!涙

さて、月曜日からはほんとにバタバタ!コンサートもオーディションも全力投球でがんばりたいです!

そうそう、この間アンサンブルで録音があったので、ちょっと載せてみます。
美しくも切ないストラデッラのモテットからです。

よかったら聴いてみてくださーい!

なかじ



# by musiccreater_tn | 2019-02-18 07:16 | 日常 | Trackback | Comments(0)
春やん!っていうくらいポカポカの陽気が続いていたと思ったら、猛烈な寒波で東京でも雪が降りました。

ここ一週間をドバッと振り返りましょう。

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日本シューベルト協会のチャペルコンサートで歌わせてもらいました。
お客様がとてもたくさん声をかけてくださってありがたかったです。この日歌ったグリーグは亡くなられた生徒さんを思って歌いました。前日にご主人から知らせがあって、色んな想いを巡らせてのグリーグでした。

春をテーマにしたコンサートでしたが、春って毎年迎えられるかなんて誰にもわからないので、とにかく一瞬一瞬を大切にしたいなぁと思いました。きっと生徒さんも会場で聴いてくださっていたように思います。

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ご一緒した山本昌代さんはなんと僕が大学一年生の頃から聴いてくださってる方なんです!お年を聞いたら皆さんびっくりの美魔女!この日は難曲、シュトラウスの乙女の花を歌われました。
わたくし、顎がすごく張り出しててアゴ勇みたいですね。

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コンサートのあとはせっかくなのでちょっとだけ大阪の街へ。
春節中で中国人観光客の多いこと!

ここから数日旅行へ。
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去年2月には時間がなくて入れなかった21世紀美術館。リベンジ成功。
現代アートっておもしろい!なんでもありね!って感じでした。

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兼六園は絶賛ライトアップ中です。

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福井に移動して苔生した美しい瀧谷寺!静かで厳かで本当に気持ちのよいところでした。
春には美しい糸杉桜が咲くんだとか。見てみたいなぁ。

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見事な夕陽…地球ってなんて美しいんでしょう。

ここまでは完璧でした。
このあと東京に戻り、突如体調を崩し、翌日のフライトどころでなくなりバタンキュー。
あのまま飛行機に乗ってたら泡吹いてました確実に。
結局月曜の便に振り替えて、今さっきアムステルダムに到着。

成田で機内に乗り込んだら雪のため一時間遅れます、とハツラツとした声で案内されて、ヘルシンキでの乗り継ぎ1時間40分なのでこの時点でかなり厳しい…

ヘルシンキに着いてさあ走ろうと思ったら、まさかのバス移動!
頼むぞ、フィンエアー!

ものすごい勢いで乗り継ぎゲートへ走りこんだら満面の笑みのスタッフが、ミスター中嶋は18:05の便に振り替えてありますのでこちらへどうぞー!
と指さされたほうには長蛇の列。い、意識が…

なんとか乗り換えて、さ、帰ろうと思ったら、またもや極寒の中バス移動。
どういうことだ!バスはやめてけれ!!!

フラフラへなへなで荷物をピックアップして、先程帰宅、飛び立って18時間ちょっとの旅でした。長かった…

ということで、これから文化庁の在外研修もはじまるわけで、とにかくコツコツ自分のペースでたくさん吸収したいです。
これからのブログはほぼオランダ紀行みたいになるかと思いますがよかったら覗きにきてくださいね!

なかじ

# by musiccreater_tn | 2019-02-12 05:48 | 日常 | Trackback | Comments(0)
日本も思ったより寒い!
というわけで帰国しています。4日の大阪のコンサートが終わったらしばらく日本で歌えないのは悲しいですが(と言っても秋の深まった頃には歌いますが!笑)、その分このコンサートにいつもよりちょっと感謝の気持ちを込めて臨みたいと思います。
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お時間ある方は是非お出かけくださいね。

さて、東京での怒涛のレッスンを終えて、今度は愛知県で2日間教えて、今日から大阪と地元滋賀で教えます。なんと7日間で50コマ!しばらく皆さんの声が聴けないのは寂しいですが、頑張って自分の声と音楽と対峙してほしいものです。

ここ最近のレッスンで感じていることは、プロだろうがアマチュアだろうが、この状況を打破したいとか、ここを克服したいと強い気持ちを持つことが大事ってことです。

すでにステージで歌っている人は、とにかく安全策をとり易い。僕も例にもれず。
多くの歌手が今手中にあるものからしか生み出さないので、なかなか新しい自分に出会うことはありません。もちろん積み重ねて出来てくるものが多い歌の世界、何年もこつこつやってやっとできることがほとんどなので、もちろんそれまでの努力は認めるべき。でも変な自負心が強すぎると結局伸びないように思うのです。よく見受けられる癖を個性を勘違いしてることもこれに大いに由来しているように思います。

でもこれまでやってきたことで、明らかに何年も苦しんでいるならば、思い切って新しい方法を試すのも一つの手段です。

あるソプラノの話。それまで若いのに重く歌いすぎていたせいで、残念ながら完全に自分の声を見失っていたのですが、突破口を見つけたようでなんとも美しく伸びやかに、しかも若々しい声で高難度のルチアを歌えるようになりました。とても(猛烈に)勇気のいる作業を、思い切って取り組んだ結果です。今はきっと自分の出している声に慣れない時期でそれが一番怖いことだと僕は知っています。不安しかないと思います。でも彼女自身の打破したい!という強い気持ちが新しい声を見つけさせてくれたのです。

別の生徒はシュトラウスの歌曲でなんとも胸に迫る表現をしていました。とんでもない美声、よくコントロールされたテクニック、でも心が動かない。稀にみる歌手になる素材は持っているのに、なんと尊敬していた先生から『あなたの歌は飽きるわ』と言われてしまい、心が折れて歌うのが恐くなっちゃったみたいです。ここ半年ほどどうすればいいのか考えながら一緒に勉強していますが、彼女も自分の心の声を聞くことがふとしたきっかけでできました。少し荒療治かしらとも思いましたが、歌うことで心が解き放たれた彼女はとても晴れやかで幸せそうでした。

オランダのコーチが僕に言いました。
『自分の新しい声に出会いたいなら、必要なのは勇気よ』
そう言われたとき根性論みたいで全然ピンときませんでしたが、実際一歩踏み出すと僕自身歌うことが楽になってきたように思います。
めちゃくちゃ不器用で特別な才能に恵まれたわけでもない自分にとっては、チャレンジすることでしか得られないものがたくさんあるんだとオランダで気がつきました。

アマチュアの人たちを教えるときも同じことを感じますが、突破すべきことは少し違います。彼らが持つ不安は、声に対する経験が圧倒的に少ないからです。こうなったらこうなるとか、こうするとこんな声になるという経験を歌手たちは勉強の中で知らず知らずのうちに手にしていますが、アマチュアの人たちは例えば合唱ならば指揮者に言われるがままやってる感がつよく、自分が考える機会はあまりありません。

まず発声や曲で一通り声を出してみて、
今どんな感覚?
一つ前となにが違う?

質問するたびに生徒さんたちから大量のハテナマークが飛び出すのが見えますが、次第に身体のことを理解しはじめます。

はじめは全然わからないが、少し気が付けるようになる

その違いが大きな一歩になるようで、どんどん歌えるようになる人もいるから聴いていて面白いです。

もちろんプロもアマものびのびと歌うことが大前提。とにかく怖がらずに声を放ってほしいし、そこからしか糸口は見出せません。自分もそうありたいと思って取り組んでいます。

教えるようになってから気がつく先生方の言葉。なにもかもが貴重で、宝のようです。
今度は自分がそれをうまく伝えられているかは甚だ不安ですが、力になれていたら嬉しい限り。

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生徒さんが育てた美しいスイートピー。
一本一本大切に育てる作業は、歌を磨く作業に似ているんじゃないかなぁと思います。

ちなみにこの生徒さんも歌うということそのものに体当たりで挑戦中。歌が忙しい生活の中の素敵なエッセンスになっていたらなぁと思います。

せっかちな僕のレッスンに足しげく通ってくださる生徒さんたちに感謝しています。

僕のすべての先生方がそうしてくださっているように、自分自身も歌を追求しながら、なにか感じてもらえる存在になりたいものです。

しばらく聴けませんが、みんなサボらないでーーーー!!!

なかじ

# by musiccreater_tn | 2019-02-01 07:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
急激な寒気、暴風の中、ダッチ・ナショナル・オペラにガーシュウィンのポギーとベスを観に行きました。

チラシ見たときに、絶対行きたいと思っていたんですがいつもみたいに直前にチケットを…くらいに思ってたらなんと早々に完売。しかも全公演。嘘だろ笑笑

ホームページ上にある、公演チケット売ります掲示板的なところでめちゃくちゃ運良く手に入れることができました。売ってくださった方神さま心からありがとう!!!

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もうね、はっきり言いましてびっくりしすぎて顎外れるか思いました。すんごかったです。

ソリストも合唱もアメリカから連れてきていて、ほぼオールキャスト黒人歌手。

ソリスト陣はもちろん素晴らしく圧倒的な歌唱なんですが、驚きおののいたのは合唱の中からちょっとだけ歌うソロの人たちも、信じられないくらいいい声なんです。

ヨーロッパの第一級劇場でもそんなにいないんじゃない?ってくらいとにかく嘘みたいにいい声のアンサンブル歌手たち…アメリカオペラのポテンシャルはきっと計り知れないんだと思います。

そんな集団がハモりまくる各幕終盤の大合唱なんてもうなにが起きてるの?ってくらいソウルフルでエネルギッシュ。喉の強さはもちろんあるでしょうが、アンサンブルそれぞれ全員が身体をフルに鳴らしてるのがわかるわかる。ややデッドな響きのナショナルオペラが揺れる揺れる笑

話的には大しておもしろくないオペラですし、ベスの身勝手さに終盤ははぁ?って感じでしたが、美しい舞台と歌手たちの力量に圧倒された舞台でした。
久しぶりに歌を聴いて元気になりました!

なかじ

# by musiccreater_tn | 2019-01-27 09:38 | 演奏会 | Trackback | Comments(0)